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僕の彼女はサイボーグ

introduction

韓国のみならず、日本でも大ヒットを記録した『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨン監督最新作。今、最も旬なキャスト綾瀬はるかと小出恵介を主演に迎え、可憐だけどパワフルな“彼女”とちょっと頼りない“僕”のピュアで切ないラブストーリーに、「時間旅行」と「大地震」という壮大なモチーフを加えて、人間が未だ見ぬかけがえのないドラマを生み出した。又最先端のCG技術を駆使した迫力のアクション、そしてユーモア溢れる演出、と全てにおいて日本映画のスケールを遥かに超える作品となった。

現代から未来、そして現代へ……交差する時空を巧みに操って描かれる、強く揺るがない愛の物語。まるでメビウスの輪のようにつながっていく2人の運命に、かつてない驚きと感動が待ち受けている。

story

「ある日、彼女が突然僕の目の前に現れて、エキサイティングな冒険が始まった」

誰も誕生日を祝ってくれるような人などいない、寂しい生活を送る大学生のジロー(小出恵介)。20歳の誕生日、彼は自分への誕生日プレゼントを買うために訪れたデパートで、突然、火で焦げたようなボロボロのボディスーツ姿のキュートな“彼女”と遭遇する。“彼女”は、ワンピースにさっと着替えて、お金を払わずにデパートから出ていってしまう。その後、ジローが食事をしていたレストランにも出現。「私も今日、誕生日なの」。“彼女”の勢いに押されて、ジローは突然現れたその女の子と誕生日を一緒に過ごすことになる。大胆で予測不可能な言動を繰り返す“彼女”に振り回されながらも、食い逃げして警察に追われるスリリングな逃亡劇や、意外なほど力強いパンチをくらったりと、今までの人生で経験したことがないようなエキサイティングな夜を過ごす。メチャクチャなペースに戸惑いながらも、“彼女”に急速に惹かれていくが、一日の終わり、“彼女”はジローに意味深な言葉を投げかけて突然いなくなってしまう。ジローにとって、この日の数時間は今までの人生の中で最も輝いていて、忘れられない瞬間となった。

その1年後 ―― 去年の誕生日と同じように、ひとりで過ごすジローの前に、再び“彼女”が現れた!しかし、姿は似ているけれど、去年とはどこか雰囲気が違っていた。“彼女”に対して微妙な違和感を抱いたとき――ジローたちが食事をしているレストランで男が銃を乱射する事件が起こる。ジローが男に撃たれそうになった瞬間、“彼女”がジローを見事救出した。その桁外れの強さに驚くジロー。そんな時、さらに衝撃の事実が告げられる。なんと“彼女”の正体は、未来の自分が現在の自分を守るために送り込んだサイボーグだった!1年前のあの日、運命の出会いを果たした女の子のことを忘れられなかった未来のジローが、自分の不運続きだった人生を変えるために、彼女にそっくりのサイボーグを作り、現代の自分のもとに送り込んだ。そしてその“彼女”はジローの努力次第で、感情を持つことができるようにプログラミングされているという。突然の展開に戸惑いながらも、ジローは“彼女”との不思議な共同生活を始めることになった。

運命を変える出会いを果たしたジローと“彼女”が、目の前に立ちはだかる数々の障害……ジローを死へ導こうとする“運命”を、そして人間とサイボーグという関係を乗り越えたとき、2人の愛は100年の時を越えてつながり始める――。

cast & staff

監督・脚本:クァク・ジェヨン
プロデューサー:山本又一朗 ジー・ヨンジュン
総括:宮下昌幸
企画:橘田寿宏 青木真樹
撮影:林淳一郎(J.S.C.)
照明:金沢正夫(J.S.L.)
美術:丸尾知行
編集:掛須秀一(J.S.E.)
録音:小原善哉
音楽:大坪直樹
音響効果:柴崎憲治
助監督:吉見拓真 李相國
共同プロデューサー:佐谷秀美
アソシエイトプロデューサー:大里俊博 ラインプロデューサー:松田康史

主題歌:「約束の翼」MISIA (Rhythmedia Tribe/BMG JAPAN)
挿入歌:「キズナ」Hi-Fi CAMP (フォーライフミュージックエンタテイメント)「Send」清竜人

出演:

綾瀬はるか …… 彼女
小出恵介 …… 北村ジロー

桐谷健太 …… ケンタ
田口浩正 …… 池山淳一(ロングコートの男)
遠藤憲一 …… 司会者
小日向文世 …… 豊国記者
竹中直人 …… 教授
吉行和子 …… ジローのおばあちゃん

production

上映時間 120分
製作国 日本
初公開年月 2008/5/31

製作:アミューズソフトエンタテインメント 電通 
ギャガ・コミュニケーションズ フィールズピクチャーズ TBS 小学館 MBS 
センチュリオンファンド ベアエンターテインメント

配給:ギャガ・コミュニケーションズ